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若手社員座談会

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ホンネで話そう

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関水金属・KATOってどんなところ?
雰囲気は? 何をやっているの?
気になる職場のアレコレからこぼれ話までホンネで語っていただきました!

メンバー紹介

設計課

石川

​金型

​斎賀

車両印刷G

内藤

総務

那須

総務

三宅

生産管理

飯塚

※名前はすべて仮名です

座談会本編

みなさんおはようございます!総務の那須です。

今日は、若手の社員を代表して皆さまにお集まりいただき、仕事の内容や、やりがいについてお伺いできればと思っています。

那須

よろしくお願いします!

三宅

Q.KATOを選んだ理由は?

​石川

大学は文系で、政策・政治のことを学んでいたのですが、ものづくりにも関心はありました。

就職活動では、自分の興味のあることを仕事にしたいと思ってました。

ぼくは鉄道模型が趣味でしたから、KATOの名前は知っていました。

KATOは企画から設計、製造までやっているので、

営業職・技術職の応募については「どちらでも良いのでKATOで働きたいです!」って気持ちで応募しました(笑)

斎賀

高卒で、普通科出身です。
最初は公務員を考えていたのですが、残念ながら夢はかなわず。就職浪人するなら、どこか民間企業を探そうと思いました。
そのなかで、せっかく就職するのであれば「ものづくり」をしているような企業が良いと考えました。
進路指導室の求人情報検索に「関水金属」って書いてあって、最初は「金属加工してるんだ、かっこよさそうだな」って興味を持ちました。
それから会社について調べていくうちに、ひとつの会社のなかでも更にいろんなものづくりをしていると知りました。
趣味はモデルガンなどに興味がある程度でしたが、技術を身に着けたいと思い応募しました。

内藤

高卒で、鉄道関係の高校出身です。
もちろん自分自身がユーザーとしてKATOを知っていたというのもありますが、
高校の時に「車両を加工する」ということに興味を持ったことがいちばん大きなきっかけだと思います。
自分が改造するだけでもすごく大変なのに、これだけの製品を作り上げるためにどんなことをメーカーはやっているんだろう、と不思議でした。
うちの高校の場合は、すでにOBの中にKATOに就職されている方がたくさんいるので、高卒採用を行っているのは知っていました。
就職で受けたのは、鉄道会社で1社、模型会社で1社です。

飯塚

商業系、普通科高校の出身です。
私も公務員志望だったのですが、なかなかうまくいかなくて、
進路に悩んでいる時に、先生から「こんな求人があるよ」とお話をいただきました。
最初に会社の名前や主な業務を見たときは全く想像もできませんでした。
ただ、その中の「生産管理業務」という言葉を見つけました。
もともと、エクセルやデータ処理に関する仕事に興味があって公務員志望をしていたこともあったので、そういう仕事ができるなら働きたいなと思いました。

Q.今の仕事の中でのやりがいや、逆に大変だと思うところは?

石川

ぼくは、製品設計の仕事をしています。3D CADで部品を作ったり、図面を作成する仕事です。
3Dデータは全ての部門や工程で閲覧できるものではないので、生産工程に合わせて2Dの図面も作成します。
設計のやりがいは、模型の”かっこよさ”の部分に携われるというところです。
しんどいところは納期ですね。仕事であり、価格をつけてお客様へ販売するものである以上「いくらでも時間とお金をかけていいよ」というわけではないですから。
目指す価格や期間のなかで、いかにかっこよく、その車両の持つ魅力を模型として落とし込むか、そのせめぎあいが、大変さでありやりがいです。

自分が作ったものでお客さんが喜んでくれてるってうれしいよね。

僕も前職ではスマホの部品パーツの会社にいたけど、いいものを作ったと思ってもお客さんには気付いてもらえない。

うちの会社は、自分が作ったものをそのまま見てもらえるっていうやりがいはあるよね。

那須

石川

そうですね。最近ぼくは、10年くらい前の製品をベースにした改造品を担当しているのですが、
金型の設計思想なども歴史を追うごとに変化していくので、10年前の考え方を理解しながら今の設計するというのは、新鮮な挑戦です。

斎賀

自分は、金型の仕上げの工程を担当しています。金型の磨きだったり、仕上がりを検査する工程にいます。
僕の同期の間では、配属希望では金型課が結構人気でしたね。工業高校出身ではありませんが、機械加工に興味がありました。
全くの未経験だったんですけど、ひたすら金型の角の面を取るところから始まりました。
フライス加工や、機械を使って金属を削るのも、最初は座学から。
教材を使ったりしながら、金属加工の基本から教えてもらえました。
そこから先輩がマンツーマンで、横についてくれながら機械の使いかたを教えてくれました。

金型は重いし、ケガをすることもあるので、きちんと安全な扱い方や仕組みの理解が必要だからね。

那須

斎賀

知識も皆無でしたが、とても丁寧に教えてもらえるので不安はなかったです。
かっこいい職人のような先輩方もいて、憧れています。
仕事のやりがいは、磨き作業です!
広い面の研磨は機械でも可能ですが、うちのような精密模型だったり小さいもの、曲面などは機械ではやりきれません。
なので、車両の外観はもちろん、運転台や椅子などお客様の目に触れるような場所は、今でも仕上げは手で磨いています。
細かい作業やきっちりしたい性格の自分には、やりがいと達成感があります。

うちの窓ガラスのきれいさは自慢だよね!(笑)

石川

斎賀

ありがとうございます。「うちのガラスが一番きれい!」って気持ちで頑張ってます。
1か所でも不均一なところがあると 歪みになってしまうし、キズがひとつでも残るとそのままお客さんの手元に渡ってしまいます。
金型チーム、あるいは設計の人もみんなで一丸となって、より早く、よりきれいにしあがるように積み上げてきた技術の結晶です。

内藤

僕は、そうやって熱い思いでつくられた金型にプラスチックを流して成形されたものに、印刷をする部署にいます。
印刷そのものの作業もやりますが、その前に印刷機をセットする段取をしたり、インクの調色なども担当しています。
工業系ではなかったし、生産工程というのもまだわかっていないので、最初は漠然と「営業とか、設計がいいなぁ」とか思っていましたが、
今は印刷に配属されてよかったなって思ってます。

その心は?

三宅

内藤

印刷って、めちゃくちゃ難しいんですよ!(笑)
印刷する面にホコリが一つでもついていたらその部分が粗くなってしまうし、印刷をする機械のセッティング、ねらった色の作り方やインクの薄め方、そういったものすごく沢山の条件をクリアしながら、安定して色を発色できるようにする。
すごく大変なんだけど、だからこそ面白いんです。

単純に、機械で色を設定するってわけにいかないんだよね。

那須

内藤

そうなんです。インクのコンディションや色味というのは、人の目がやはりまだ必要です。
あとは、印刷ならではのやりがいは、最終工程の組立の手前ということもあって、ある程度出来上がった製品が見える。
それまでの長いバトンを繋いできた中で、最後にかっこいいロゴマークなどがバシッと決まった時の嬉しさはひとしおです。
大変なところは、ストイックで真面目な人が多いから、どこまでがOKでどこからがNGというラインの線引きはいつも苦労しています。

模型の品質基準って、確かに難しいですね。

三宅

内藤

他の会社や世の中の製品を見ると、ついどんなふうに印刷されているか、ズレていないかとか気になってしまいます。
その点で、自分が好きだと思える、良いと思える品質でものづくりが出来ていてうれしいです。

飯塚

生産管理に所属して、今年で3年目になります。
最初の1年目は、生産部の中にあるいろいろな部署を経験させていただきました。
部品の終結、印刷、ホットスタンプ、パーツ組立など、本当に様々。
現在の部署では、各工程の部品や材料の発注・納期管理や、必要となるリードタイムの計算などをしています。
基板や特殊な部品などは、ものによって納期が半年~1年かかってしまうものもあるので、今の在庫量をみながら、生産の人たちの手が止まらないように調達を駆けていく、というようなことを担当しています。
いろんな部署を経験させてはもらいましたが、それでもまだまだたくさんある部署や各部門が抱える課題、具体的な工程を理解していくことが大切です。

生産管理ってすごい大変だと思うけど、どんなところがやりがいになっていますか?

三宅

飯塚

製品によっては、いつもとつくる順番が違っていたり、特殊な工程をするものがあります。
それを工程表を読み解きながら、生産のフローやスケジュールに落とし込んでいくというのは大変です。
でも、そうやってつくったスケジュールや計画通りに生産が進んで、円滑に流れていると「頑張ってよかったな!」と思います。
ひとつの部門なのですが、それぞれがいろんな役割を担っています。

いつもありがとうございます(笑)生産管理の皆さんには大変お世話になってます!

内藤

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Q.最後に、皆さんのこれからの夢は?

​石川

今年やっと、プロジェクトリーダーを任せてもらえるようになりました。
プロジェクトリーダーというのは、1つの製品に対して複数の設計のチームで製品を作る時に、その進捗や課題の管理を担当する人のことです。
将来は、自分たちが作った設計のこだわりをもっと前工程、後工程にも働きかけられるようなプロジェクトリーダーになりたいです。

ぼくのなかでは、ガラスはまだまだ極められると思っています。

斎賀

全員

え!まだ?(笑)

斎賀

きれい、と自負しましたが、それでも目を凝らしてみるとわずかに線が見えることがあります。
価格と品質のバランスがKATOのこだわりですが、金型のチームはそれを技術力でカバーしたいと思っています。
目標は、加工で消しきれないわずかな傷まで全部つぶして、「プラスチックに見えないガラス」を実現することです。
自分の目標にしている師匠たちがいて、そういう人たちに憧れるので、
その人たちに追いつけるように頑張りたいです。

内藤

印刷は、ほこりやゴミ付きが大敵なんですが、その一方で、たくさんの人が作業する部門でもあり、ほこりが巻き起こりやすい場所でもあり、常に戦いです。
6月に竣工する新しい工場ではクリーンルームの設置だったり、作業着にホコリ対策を施すなど、すごく大きな変化が待っています。
いかに不良を減らして、きれいな印刷が出来るようになるか、そこに向けてチームで頑張ろうってなっています。
ぼく個人の夢としては、みんなが納得する色づくり、インクの調色を究めることです。
野望は臨海線の新型車両を製品化してもらい、その色は僕が担当させてもらいたいです(笑)

​飯塚

これから新工場になった時に、生産拠点が複数に分かれることで、部品の移動のさせ方や納品管理、納品場所など、様々な新しい課題が出てきます。
それでも各部署が、必要な時に必要な部品が滞りなく出来るような体制・フローづくりに貢献したいです。
生産管理として、皆さんの役に立てる人になりたいです。

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